子育てが始まると、車は単なる移動手段から「家族の毎日を支える大切なパートナー」へと変わりますよね。しかし、その大切なパートナー選びで「こんなはずじゃなかった…」と後悔している方が意外と多いんです。デザインだけで選んでしまったり、目先の安さで決めてしまったり…。この記事では、そんな子育て中の車選びで陥りがちな失敗談から、後悔しないための具体的なチェックポイント、そして本当におすすめの車種まで、クルマ好き目線で徹底解説します。あなたの家族にぴったりの一台を見つけるお手伝いができれば嬉しいです!
- これから子どもの誕生に合わせて、初めてファミリーカーの購入を考えている方
- 今の車が「狭い」「不便」と感じ、子育てを機に買い替えを検討している方
- 維持費を抑えたいけれど、どの車種を選べば後悔しないか悩んでいる方
- お得な中古車に興味はあるけれど、失敗しないか不安に感じている方

子育てで後悔しやすい車選びの落とし穴とは?

「車があれば子育てがもっと楽になるはず!」そんな期待を胸に車を購入したものの、後悔している…という声は少なくありません。ここでは、先輩ママ・パパたちが実際に経験した、よくある失敗パターンを具体的に見ていきましょう。
維持費やローンに追われて後悔するケース
子どもが生まれると出費は増える一方。
そんな中、車の購入費や維持費が家計を圧迫してしまうケースは非常に多いです。 見た目の格好良さや最新機能に惹かれて、予算オーバーの車を無理なローンを組んで購入。
「毎月の支払いがキツイ…」と頭を抱えることになっては本末転倒です。
また、購入後の税金、保険料、ガソリン代、駐車場代、車検費用といったランニングコストを甘く見ていたという声も。特に燃費の悪い大きな車を選んでしまうと、日々のガソリン代がじわじわと家計に響いてきます。
車を持つことで得られるはずの心の余裕が、金銭的なプレッシャーに変わってしまわないよう、購入前にしっかりと資金計画を立てることが何よりも大切です。
軽自動車が狭くて失敗した体験談
「維持費が安いから」という理由で軽自動車を選ぶ家庭も多いですが、「思った以上に狭かった」という後悔も後を絶ちません。
特にスーパーハイトワゴンと呼ばれる背の高いモデル以外では、チャイルドシートを設置すると、大人が隣に座るのが窮屈になったり、ベビーカーを積むと他の荷物がほとんど乗らなくなったりします。
子どもが一人ならまだしも、二人目が生まれたり、少し大きくなってきたりすると、その狭さはより顕著に。
帰省や旅行で荷物が増えるシーンを想像すると、「やっぱりもう少し大きい車にしておけば…」と感じる方が多いようです。
軽自動車の手軽さは魅力的ですが、家族の成長や使い方を長期的な視点で考える必要があります。
SUVが子育てに向かない意外な理由
スタイリッシュで人気のSUVですが、実は子育て家庭には不向きな側面も。
最も多く聞かれるのが、スライドドアがないことによる不便さです。
狭い駐車場で子どもを乗り降りさせる際、隣の車にドアをぶつけないかヒヤヒヤするのは日常茶飯事。 強風でドアが煽られて子どもに当たる危険性もあります。
また、ミニバンに比べて車高が高いモデルが多く、小さな子どもが一人で乗り降りするのが大変という声も。 室内空間も、見た目の大きさの割にはミニバンほど広くなく、特に3列シートがあるSUVでも、3列目は大人が乗るには窮屈な場合がほとんどです。
デザイン性で選びがちなSUVですが、日々の使い勝手を考えると「ミニバンにしておけば良かった」と後悔するケースが見られます。
スライドドアなしで感じる日常の不便さ
SUVに限らず、ヒンジドア(横に開く一般的なドア)の車を選んで後悔する声は非常に多いです。スライドドアの最大のメリットは、狭い場所でもドアの開口部を気にせず乗り降りできること。
子どもを抱っこしながら、あるいは両手に荷物を抱えながらでも、ワンタッチでドアを開閉できる電動スライドドアは、子育て世代にとってまさに「神装備」と言えるでしょう。
ヒンジドアの場合、前述の通り隣の車にぶつけるリスクだけでなく、雨の日に子どもをチャイルドシートに乗せる際、ドアを開けっ放しにできず親子でびしょ濡れになってしまう…なんてことも。 「たかがドア」と侮っていると、日々の小さなストレスが積み重なって大きな後悔につながります。
安全装備が足りなくて後悔した声
万が一の事故から家族を守るため、車の安全性は絶対に妥協したくないポイントですよね。
しかし、購入時に「まあ大丈夫だろう」と安価なグレードを選んだ結果、必要な安全装備がついていなくて後悔するケースがあります。
例えば、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)は今や必須の装備ですが、古い年式のモデルやグレードによっては搭載されていないことも。また、後方の障害物を知らせてくれるセンサーや、車庫入れをサポートしてくれるモニターがないと、運転に不慣れな方は大きなストレスを感じるかもしれません。
特に子どもがいると、車内での予期せぬ動きに注意が散漫になりがちです。
「あの時、もう少しお金を出してでも安全装備が充実したモデルを選んでおけば…」と悔やむことがないよう、しっかりと確認しましょう。
子育て家庭のライフステージ別おすすめ車の考え方

子どもの成長はあっという間。その時々のライフステージによって、車に求めるものも変わってきます。ここでは、子どもの年齢に合わせて、どんな車が最適なのかを考えてみましょう。
先を見越した車選びが後悔を防ぐカギです。
乳児期に便利な車の条件
赤ちゃんとの生活で最も重要になるのが、チャイルドシートへの乗せ降ろしのしやすさです。
首のすわらない赤ちゃんを抱っこしながら、狭い車内で体勢を変えるのは一苦労。そのため、スライドドアは必須と言っても過言ではありません。
ドアの開口部が広く、天井が高いスーパーハイトワゴンの軽自動車やミニバンなら、ママやパパが屈むことなくスムーズに乗せ降ろしができます。 また、ベビーカーを畳まずに積めるほどの広い荷室も重宝します。
外出先でのおむつ替えなどを考えると、車内である程度のスペースが確保できることも大切なポイントです。
幼児期に役立つポイント
子どもが自分で歩き始め、活発に動き回る幼児期。この時期は、子どもが自分で乗り降りしやすいことが重要になります。ステップ(乗り込み口)が低床設計になっている車は、小さな子どもでも安心です。 また、車内でジュースをこぼしたり、お菓子で汚したりすることも増えるため、汚れに強い防水・防汚シートだとお手入れが格段に楽になります。
後部座席用のテーブルや、日差しを遮るサンシェードといった装備も、長時間のドライブを快適にするのに役立ちます。
子どもがチャイルドシートを嫌がることもあるため、DVDが見られる後席モニターなどがあると、ぐずり対策にもなって便利です。
小学生以降に必要になる車の要素
子どもが小学生になると、習い事の送迎や、友達家族と一緒に出かける機会が増えてきます。
そうなると、乗車人数や荷物の積載量が重要に。
友達を乗せることを考えると、5人乗りよりも3列シートのミニバンが活躍します。 サッカーや野球などのスポーツを始めれば、大きな道具を積む必要も出てきます。
シートアレンジが多彩で、荷室を柔軟に広げられる車が便利でしょう。
また、家族での長距離旅行や帰省も増えるため、乗り心地の良さや静粛性、高速道路での運転を支援してくれるクルーズコントロールなどの機能もチェックしたいポイントです。
二人目以降の子育てに向いた車種選び
子どもが二人以上になると、車選びのハードルはさらに上がります。
チャイルドシートを2つ設置しても、車内が窮屈にならないかが最大のポイント。
軽自動車では手狭に感じることが多く、やはりミニバンや3列シートのあるSUVが選択肢の中心になります。
2列目にチャイルドシートを2つ並べると、3列目へのアクセスがしにくくなるため、2列目が独立したキャプテンシートになっているミニバンなら、間の通路(ウォークスルー)を通ってスムーズに移動でき、非常におすすめです。
ベビーカーに加え、上の子の自転車やおもちゃなども積むことを考えると、荷室の広さもより重要になってきます。
後悔しない!子育て車選びの重要チェックリスト7選

- 車内スペースとチャイルドシートの相性
- 荷物収納力とベビーカー対応
- 乗り降りしやすさとドアの種類
- 維持費・燃費・保険料の比較
- 駐車のしやすさと運転負担
- 安全装備や最新機能の有無
- 中古車での状態チェックポイント
ここまで様々な後悔ポイントやライフステージ別の考え方を見てきました。それを踏まえて、実際に車を選ぶ際に「ここだけは絶対に押さえてほしい!」という7つの重要チェックリストを作成しました。このリストを片手に検討すれば、後悔する確率はぐっと減るはずです。
車内スペースとチャイルドシートの相性
まずカタログの室内寸法だけでなく、実際にチャイルドシートを設置した状態をイメージすることが重要です。
特に回転式など大型のチャイルドシートは、思った以上にスペースを取ります。
助手席を前にスライドさせないと設置できない、なんてことも。
子どもが2人以上いる場合は、チャイルドシートを2台設置しても大人が後席に座れるか、3列目へのアクセスはどうかを必ず確認しましょう。
可能であれば、販売店に自分のチャイルドシートを持ち込んで試させてもらうのがベストです。
荷物収納力とベビーカー対応
子育て家庭の荷物はとにかく多いもの。
普段の買い物はもちろん、公園へのお出かけ、旅行や帰省など、シーンによって荷物の量は大きく変わります。
愛用のベビーカーが、畳んだ状態で荷室にすっぽり収まるかは最低限チェックしたいポイント。
さらに、ベビーカーを積んだ上で、スーパーの買い物カゴ数個分のスペースが確保できるかが一つの目安になります。
3列目シートがある車の場合、シートを格納したときの荷室の広さや、床下収納の有無なども確認しておきましょう。
乗り降りしやすさとドアの種類
前述の通り、子育て家庭にはスライドドアが圧倒的におすすめです。
特に電動スライドドアは、子どもを抱っこしていたり両手がふさがっていたりする時に本当に助かります。
最近では、ドアの下に足を入れるだけで開閉できる「ハンズフリースライドドア」機能を搭載した車種も人気です。
また、乗り込み口の床の低さ(フロア高)も重要。 低床設計の車は、小さな子どもやお年寄りも楽に乗り降りできます。SUVなどを選ぶ場合は、サイドステップの有無も確認すると良いでしょう。
維持費・燃費・保険料の比較
車選びでは、車両本体価格だけでなく、購入後の維持費というトータルコストで考えることが非常に重要です。
燃費性能は日々のガソリン代に直結します。特に長距離を走る機会が多いなら、ハイブリッド車なども検討の価値ありです。
また、自動車税や自動車重量税は、排気量や車両重量によって金額が変わります。
任意保険料も車種によって料率が異なるため、購入前に複数の保険会社で見積もりを取っておくと安心です。
これらの維持費を事前にシミュレーションし、家計に無理のない範囲で車を選びましょう。
駐車のしやすさと運転負担
運転が苦手なママ・パパにとって、大きなファミリーカーの運転はプレッシャーに感じることも。最小回転半径という指標をチェックすると、その車の小回りのしやすさが分かります。
この数値が小さいほど、狭い道でのUターンや車庫入れが楽になります。
また、アラウンドビューモニター(車を真上から見下ろしたような映像をナビ画面に表示する機能)や、駐車支援システムがあると、車庫入れの負担が劇的に軽減されます。
試乗の際には、実際に自宅の駐車場やよく行くスーパーなどで取り回しを確認してみることを強くおすすめします。
安全装備や最新機能の有無
家族の命を乗せる車だからこそ、安全性には徹底的にこだわりたいものですよね。
衝突被害軽減ブレーキはもちろん、車線をはみ出しそうになった時に警告してくれる機能、ペダルの踏み間違いによる急発進を抑制する機能など、先進安全装備(通称:サポカー)が充実しているかを確認しましょう。
また、高速道路での運転が多いなら、前の車に追従して走行してくれるアダプティブクルーズコントロール(ACC)があると、運転の疲労が大きく軽減されます。
グレードによって装備の有無が変わることが多いので、カタログをしっかり読み込みましょう。
中古車での状態チェックポイント
子育て世代には、費用を抑えられる中古車も賢い選択肢です。
中古車を選ぶ際は、価格だけでなく車の状態をしっかり見極めることが重要。
走行距離や年式はもちろん、修復歴(車の骨格部分を修理した経歴)の有無は必ず確認しましょう。
また、内装の汚れや臭い、特にシートのシミやエアコンのカビ臭は要チェック。
禁煙車かどうかも大切なポイントです。エンジンをかけた時に異音はないか、エアコンはしっかり効くかなど、基本的な動作確認も忘れずに行いましょう。
信頼できる販売店を選び、保証制度が充実しているかどうかも確認することが、中古車で失敗しないための秘訣です。
中古車で失敗しないための具体的な選び方

初期費用を抑えたい子育て家庭にとって、中古車は非常に魅力的な選択肢です。しかし、「安かろう悪かろう」では意味がありません。ここでは、賢く、そして安心して子育てに最適な中古車を見つけるための具体的な方法をご紹介します。
新車より中古車が向いている子育て家庭とは?
「子どもが小さいうちは、どうせ車内を汚したり傷つけたりするから、新車はもったいない」と考えるご家庭には、中古車がぴったりです。 食べこぼしや飲みこぼし、おもちゃで内装を傷つけてしまうのは日常茶飯事。中古車であれば、新車ほどの精神的なダメージを受けずにイライラも少なくて済みますよ。
また、購入費用を抑えて、その分を教育費やレジャー費に回したいという堅実な考え方のご家庭にもおすすめです。
最近の中古車は品質も高く、数年落ちのモデルでも最新の安全装備が搭載されていることも珍しくありません。
ライフステージの変化に合わせて、数年後にまた乗り換えることを前提に、手頃な中古車を選ぶというのも賢い選択と言えるでしょう。
ガリバーの中古車ご提案サービスを活用するメリット
「中古車は興味あるけど、たくさんありすぎて選べない」「車の状態を見極める自信がない…」そんな方にぜひ活用してほしいのが、ガリバーの「中古車ご提案サービス」です。
このサービスは、膨大な在庫の中から、専門のスタッフがあなたのライフスタイルや予算、希望条件にぴったりの一台を探し出してくれるというもの。
自分で一台一台探す手間が省けるだけでなく、プロの目線で厳選された、状態の良い車だけを提案してくれるので安心感が違います。
修復歴車の販売はしないなど、品質管理が徹底されているのも大きなメリット。全国の店舗から車を取り寄せることも可能なので、選択肢の幅が格段に広がります。
提案サービスで選んだママ・パパのリアルな声
ガリバーの「中古車ご提案サービス」を実際に利用した方からは、多くの喜びの声が寄せられています。
例えば、「子育てに最適なスライドドアのミニバンを探していたけれど、どの車種が良いか分からなかった。担当の方が親身に相談に乗ってくれて、家族構成や使い方にぴったりの一台を提案してくれた」という声や、
「予算内で、思っていたよりも年式が新しく、装備も充実した車が見つかって大満足」といった声があります。
「自分たちだけでは見つけられなかったであろう、隠れた名車に出会えた」という口コミも。
プロに任せることで、安心して、かつ満足度の高い車選びが実現できることが分かります。
試乗や比較でチェックすべきポイント
気になる中古車が見つかったら、必ず試乗をしましょう。 試乗では、以下のポイントを重点的にチェックしてください。
- エンジン:スムーズにかかるか、異音や不自然な振動はないか。
- アクセルとブレーキ:踏み心地や効き具合は自然か。
- ハンドル:走行中にハンドルが左右に取られたり、ブレたりしないか。
- 乗り心地:シートのへたりはないか、段差での突き上げはどうか。
- 電装品:エアコン、ナビ、パワーウィンドウ、電動スライドドアなどが正常に作動するか。
また、可能であれば複数の車種を試乗して比較検討することが理想です。実際に運転してみることで、カタログスペックだけでは分からない、自分との相性が見えてきます。
子育て中に人気の車種ベスト5

ここでは、実際に多くの子育て家庭から支持されている人気の車種を、カテゴリー別に5つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴を比較して、あなたの家族にぴったりの一台を見つけてください。
ファミリーに強い定番ミニバン
第1位:トヨタ シエンタ
「ちょうどいい」サイズ感で絶大な人気を誇るコンパクトミニバン。 5ナンバーサイズで運転しやすく、それでいて3列シートも選べる実用性の高さが魅力です。燃費の良いハイブリッドモデルも人気で、維持費を抑えたい家庭にぴったり。 小回りが利くので、街乗り中心のママにもおすすめです。
その他のおすすめ:
・ホンダ フリード:シエンタの最大のライバル。室内空間の広さに定評があり、特にウォークスルーが可能なキャプテンシートは子育て世代に好評です。
・日産 セレナ:Mクラスミニバンの人気モデル。独自のハイブリッドシステム「e-POWER」による滑らかな走りや、酔いにくいと評判の乗り心地が魅力です。
・トヨタ ノア/ヴォクシー:広々とした室内空間と、最新の安全装備が魅力の王道ミニバン。特に2列目シートの快適性はクラストップレベルです。
狭い道も安心!軽スライドモデル
第1位:ホンダ N-BOX
軽自動車の絶対王者。 軽とは思えないほどの広い室内空間と、質感の高い内外装が人気の理由です。 センタータンクレイアウトによる低床設計で、子どもの乗り降りも楽々。安全性能の高さにも定評があります。
その他のおすすめ:
・ダイハツ タント:助手席側の柱(ピラー)がない「ミラクルオープンドア」が最大の特徴。 驚くほど広い開口部で、チャイルドシートの乗せ降ろしや大きな荷物の出し入れが非常にスムーズです。
・スズキ スペーシア:スーツケースをモチーフにした遊び心のあるデザインが人気。広い室内に加え、マイルドハイブリッド搭載による燃費の良さも魅力です。
荷物が多い家庭にぴったりのワゴン
第1位:スズキ ソリオ
「小さなミニバン」とも呼ばれるコンパクトハイトワゴン。 軽自動車では少し物足りないけれど、5ナンバーサイズのミニバンは大きすぎると感じる家庭にジャストフィットします。 両側スライドドアを備え、広い室内と多彩なシートアレンジが可能です。
その他のおすすめ:
・トヨタ ルーミー/ダイハツ トール:ソリオの競合車種。こちらも取り回しの良いサイズ感とスライドドアが魅力で、子育て世代から高い支持を得ています。
見た目も重視したいおしゃれSUV
第1位:トヨタ RAV4
アクティブなデザインと優れた走行性能で人気のミドルサイズSUV。SUVの中では室内や荷室が広く、後席の足元スペースにもゆとりがあります。 燃費の良いハイブリッドモデルや、力強い走りの4WDモデルなど、幅広いラインナップも魅力です。
その他のおすすめ:
・日産 エクストレイル:上質な内外装と、第2世代「e-POWER」による静かで滑らかな走りが特徴。防水シートや広い荷室など、アウトドア派のファミリーにも嬉しい機能が満載です。
・マツダ CX-5:洗練されたデザインと、質の高い内装で人気のSUV。走行安定性が高く、長距離ドライブでも疲れにくいと評判です。
コスパ重視派におすすめ中古モデル
第1位:トヨタ シエンタ(2代目・170系)
現行モデルの一つ前の型ですが、デザインや使い勝手の良さは健在。流通台数が多く、価格もこなれてきているため、非常に狙い目です。 ハイブリッドモデルも手頃な価格で見つけられます。
その他のおすすめ:
・日産 セレナ(5代目・C26/C27型):特にC27型は「プロパイロット」など先進装備が充実しており、コスパが高いと人気です。 広い室内と使い勝手の良さは折り紙付きです。
・ホンダ N-BOX(初代):初代モデルでも室内空間の広さはトップクラス。 装備をシンプルにすれば、かなり手頃な価格で見つけることが可能です。普段使いには十分な性能を持っています。
よくある質問(Q&A形式)

ここでは、子育て中の車選びに関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式でお答えします。皆さんの疑問や不安を解消する手助けになれば幸いです。
Q1:やっぱりスライドドアは必須?
A1:必須ではありませんが、あると圧倒的に便利です。
特に子どもが小さいうちは、その恩恵を強く感じるでしょう。 狭い駐車場での乗り降りや、両手がふさがっている時のドア開閉など、日常のあらゆるシーンでストレスを軽減してくれます。
もちろん、駐車スペースに余裕がある、子どもがある程度大きいなど、家庭の状況によってはヒンジドアでも問題ない場合もあります。
しかし、一度スライドドアの便利さを体験すると、もう戻れないという声が多いのも事実です。
Q2:軽自動車で子育ては厳しい?
A2:家族構成や使い方によります。
子どもが一人で、主に街乗りや近所の買い物に使うのであれば、維持費の安い軽自動車は非常に賢い選択です。
ホンダ N-BOXなどのスーパーハイトワゴンであれば、室内空間も広く、スライドドアも付いているため不便は感じにくいでしょう。
ただし、子どもが二人以上になったり、高速道路を使っての長距離移動や帰省が多かったりする場合は、パワー不足やスペースの狭さを感じる可能性があります。
Q3:SUVはやめたほうがいい?
A3:一概にそうとは言えません。ライフスタイルに合えば良い選択肢です。
SUVのデメリットとして、スライドドアがないことや車高の高さが挙げられますが、メリットも多くあります。
例えば、走行安定性が高く雪道や悪路に強いモデルが多いこと、デザイン性が高いこと、運転時の視点が高く見晴らしが良いことなどです。
家族でのアウトドアレジャーが趣味であったり、デザインにこだわりたいという方にとっては、SUVは魅力的な選択肢です。
デメリットを理解した上で、それを上回るメリットを感じるなら選ぶ価値は十分にあります。
Q4:中古車はすぐ壊れるって本当?
A4:信頼できる販売店で、適切な状態の車を選べば心配は少ないです。
昔のイメージで「中古車=壊れやすい」と思っている方もいますが、現在の日本の自動車は品質が非常に高く、きちんとメンテナンスされていれば10万キロを超えても問題なく走れる車がほとんどです。
大切なのは、修復歴がなく、整備記録がしっかりしている車を選ぶこと。
そして、購入後の保証制度が充実している信頼のおける販売店(例えばガリバーなど)を選ぶことです。そうすれば、中古車でも安心して長く乗ることができます。
Q5:将来2台持ちするならどう選ぶ?
A5:それぞれの車の役割分担を明確にすることが大切です。
例えば、メインのファミリーカーとしてミニバンを一台持ち、セカンドカーとしてママの普段使い用に小回りの利く軽自動車やコンパクトカーを持つ、という組み合わせが一般的です。
メインカーは長距離移動や大人数での乗車を想定し、快適性や積載量を重視。セカンドカーは燃費や取り回しの良さ、維持費の安さを重視するといった形です。
2台の合計維持費も考慮しながら、それぞれの使用目的に最適な車を選ぶことで、カーライフ全体の満足度が高まります。
子育て車選びで後悔しないために大切な考え方まとめ

子育て中の車選びは、家族のライフスタイルを大きく左右する重要な決断です。
後悔しないために最も大切なのは、「見栄や憧れだけで選ばない」そして
「今の状況だけでなく、数年先の未来を想像して選ぶ」ということです。
デザインの格好いいSUVも魅力的ですが、毎日の乗り降りでストレスを感じてしまっては意味がありません。維持費が安い軽自動車も魅力的ですが、家族が増えて手狭になってしまっては本末転倒です。
大切なのは、あなたの家族がどんなシーンで車を使い、何を最も重視するのかを明確にすること。そして、子どもたちの成長に合わせて、車に求められる役割がどう変化していくかを考えることです。
この記事でご紹介したチェックリストや車種情報が、あなたの家族にとって最高のパートナーとなる一台を見つけるための一助となれば幸いです。
もし、膨大な選択肢の中から自分たちにぴったりの一台を見つけるのが難しいと感じたら、ぜひ一度ガリバーの「中古車ご提案サービス」のようなプロの力を借りてみることをお勧めします。
専門家のアドバイスは、きっとあなたの後悔しない車選びを力強くサポートしてくれるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。

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